折りたたみナイフのモデルと仕様
HIGO IIは、ひとつの仕様に限定されず、構成の異なる複数のモデルがあります。HIGO II TI-ZDPはZDP189のブレードとチタン製フレームロックを組み合わせ、ハンドルにはDLCコーティングを施しています。HIGO II TI-DLCはYXR7鋼を採用し、ブレードとハンドルの両方がDLCコーティング仕様です。Rocksteadの公表値では、ZDP189ブレードの硬度は約67 HRC、YXR7ブレードは約65 HRCです。
HIZENはHIGO IIより小型で、刃長73 mmのブレードと軽量なジュラルミン製フレームを備えています。ZDP189またはYXR7のブレードを選べる仕様があり、YXR7仕様にはDLCコーティングが施されています。各モデルの違いを確認する際は、鋼材だけでなく、コーティングやハンドルの構造も比較のポイントになります。
固定刃モデルのサイズと構造
CHOUは刃長45 mmのコンパクトな固定刃ナイフです。YXR7ブレードにDLCコーティングを施し、カイデックス製シースが付属します。ハンドルには絹糸巻きまたはアイアンウッドを用いたバリエーションがあります。
RITSUはCHOUより大きなシースナイフで、刃長は95 mmです。ブレードはZDP189をVG10で挟んだ積層構造で、ハンドルは木材とマイカルタを用いたフルハンドル仕様です。ベルト用シースにはカイデックスと革を使用しています。刃長、シースの形式、ハンドル素材を比べると、2モデルのサイズや握りの構成の違いが分かります。
鋼材と仕上げ
Rocksteadは精密なNC加工を行い、鏡面研磨の後にブレードを手作業で仕上げると説明しています。使用する鋼材にはZDP189やYXR7があり、モデルによってはZDP189をVG10で挟んだ積層ブレードを採用しています。ハンドル素材もモデルごとに異なり、チタン、ジュラルミン、カーボンファイバー、ウッドマイカルタ、アイアンウッド、エボナイトなどがあります。
YXR7は、ステンレス鋼のZDP189に比べて錆への耐性が低いとRocksteadは案内しており、使用後はYXR7ブレードを拭くよう推奨しています。鋼材、コーティング、ハンドル、ロック機構は構成によって異なるため、検討するモデルごとの仕様をご確認ください。
